同棲や結婚を機に始まる二人暮らし。
「生活費ってどれくらいかかる?」「費用の分担はどう決めたらいい?」と気になる人も多いはず。
この記事では、二人暮らしの毎月の生活費の平均額と、項目別の内訳・費用分担の考え方を分かりやすく紹介します。
二人暮らしの生活費はどれくらい?
総務省や家計実例をもとにした目安では、月18〜25万円前後が平均的な生活費とされています。
住む場所やライフスタイルによって前後しますが、次の表が一般的な目安です。
項目 | 平均額(月) | 備考 |
---|---|---|
家賃(管理費含) | 8〜12万円 | 地域・間取りにより変動大 |
食費 | 4〜6万円 | 自炊中心か外食中心かで差が出る |
光熱費 | 1.5〜2万円 | 水道・ガス・電気の合計 |
通信費 | 1〜1.5万円 | スマホ2台+Wi-Fiなど |
日用品・雑費 | 5,000〜1万円 | トイレットペーパーなど生活用品 |
交通費 | 5,000〜1万円 | 車を使う場合はもっと増える |
交際費・趣味 | 1〜3万円 | お出かけ・外食・サブスクなど |
合計 | 約18〜25万円 |
項目別の費用分担のポイント
生活費をどう分けるかは、収入バランス・性格・価値観によって決め方も変わります。
よくある分担方法
1. すべて折半(50:50)
- 同額ずつ出し合う方法
- お互いの収入が近いカップルに多い
- わかりやすく、公平感もある
2. 収入比で分担
- 収入が7:3なら、生活費も7:3で分担
- 収入差が大きい場合も無理なく生活できる
- 少し複雑だが、長期的にバランスが取りやすい
3. 項目ごとに分ける
- 家賃はAさん、食費と光熱費はBさんなど
- 自然と「自分の得意分野を担当」しやすい
- 精算が不要で、手間が少ないメリットも
4. 共有口座にまとめて管理
- 毎月決めた額をお互いが入金し、そこから支払い
- 家計簿アプリと組み合わせれば、管理もラクに
- 「共通の財布」と「個人の財布」を分けられる
節約ポイントと生活のコツ
- 家賃は手取り収入の25〜30%以内に抑えると無理がない
- 食費は週単位で献立を決めてまとめ買いがおすすめ
- 家電や調味料などは最初に一通りそろえると支出が膨らむので、最初の1〜2ヶ月は生活費+5〜10万円程度の準備を
また、「家計簿を一緒につける」「1ヶ月ごとに見直しをする」などの定期的な確認習慣が、無理のない二人暮らしの土台になります。
まとめ
二人暮らしの生活費は、月18〜25万円程度が目安。
内訳は家賃・食費・光熱費・通信費などが中心で、ライフスタイルに応じて調整が必要です。
分担方法は、「折半」「収入比」「役割分担」など柔軟に決めてOK。
お互いが納得して、ストレスの少ない分担方法を選ぶことが何より大切です。
しっかり話し合って、気持ちよく暮らせる二人生活をスタートさせましょう。
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