一人暮らしを始めると、意外と気になるのが水道代。
毎月請求があるわけではないため、つい感覚がつかみにくい費用のひとつです。
この記事では、一人暮らしの水道料金の月額平均と、日常で実践できる節水のコツについてわかりやすく解説します。
一人暮らしの水道料金の平均はいくら?
水道料金は、住んでいる地域によっても変わりますが、全国平均では以下のような金額が目安になります。
月額の平均相場
- 月あたりの水道代:約2,000円〜3,000円
- 2か月に1回の請求:4,000円〜6,000円前後が一般的
水道代は使用量に応じて変動する「従量制」。
たとえば、お風呂を毎日ためて入る人、洗濯の頻度が多い人は高くなりがちです。
また、水道基本料金+下水道使用料が合算されて請求されるのが一般的です。
使用シーン別の目安
以下は、日常生活の中でどれくらい水を使っているかの一例です。
- シャワー1分間:約12L
- トイレ1回:約6〜8L
- 洗濯1回:約50L(全自動の場合)
- 食器洗い:約20〜30L(流しっぱなしの場合)
こうした日々の積み重ねが、月の水道代に大きく影響します。
節水のコツを紹介
ちょっとした意識や工夫で、月500円以上の節約につながることもあります。
シャワー時間を短縮する
1回のシャワーを1分短縮するだけで、年間1,000円以上の節約に。
無駄な流水はこまめに止めるクセをつけましょう。
洗濯はまとめ洗いが基本
洗濯は回数を減らして、できるだけ1回あたりの量を多くするのが効率的。
「すすぎ1回タイプの洗剤」や節水モードのある洗濯機を使うのもおすすめです。
食器洗いは“ため洗い”スタイルに
洗い桶や洗面器を使って、水を溜めて洗うとかなり節水に。
食器洗いの時に水を流しっぱなしにすると、1回で20L以上無駄になることもあります。
節水グッズを使う
- 節水シャワーヘッド:水の勢いを保ちつつ使用量をカット
- 蛇口コントローラー:水の出しすぎを防げる
- トイレタンク内の節水アイテムも有効
初期費用はかかっても、数ヶ月で元が取れる場合が多いです。
まとめ
一人暮らしの水道料金は、月2,000〜3,000円程度が平均です。
日常のちょっとした習慣や工夫で、簡単に節約することができます。
毎月の水道代は小さな金額に思えるかもしれませんが、節約を意識することで他の光熱費にも波及効果があるのもポイントです。
無理なく、気持ちよく節水できる工夫を取り入れてみてください。
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