一人暮らしの費用はどうやって計算する? 月いくらかかるかを具体的に解説

一人暮らしの費用はどうやって計算する? 月いくらかかるかを具体的に解説 賃貸の話

「一人暮らし、始めてみたいけど毎月いくらかかるの?」

そんな疑問を持つ方へ向けて、この記事では一人暮らしの費用を項目別に分けて具体的に解説します。

初めての人でも自分に合った生活費をシミュレーションできるよう、家賃から食費、光熱費、交際費までリアルな数字を紹介します。

一人暮らしの月々の費用はこうやって計算する

一人暮らしの生活費は、主に以下の6つの項目に分けて考えるのが基本です。

  1. 家賃
  2. 食費
  3. 光熱費(電気・ガス・水道)
  4. 通信費(スマホ・Wi-Fi)
  5. 日用品・雑費
  6. 交際費・趣味・娯楽費

それぞれの目安を見ていきましょう。

1. 家賃(月5万〜8万円)

家賃は一人暮らし費用の中で最も大きな固定支出です。
住むエリアや駅近・築年数などで大きく変わりますが、地方では5〜6万円、都心部では7〜9万円程度が目安。

理想は「手取り月収の25〜30%以内」に抑えること。
たとえば手取り20万円なら、6万円以内の物件が安心ラインです。

2. 食費(月2万〜3万円)

自炊中心で節約すれば月2万円台も可能ですが、コンビニや外食が増えると一気に跳ね上がります。
「平日自炊+週末外食」などバランスをとる人も多く、平均は2.5万〜3万円程度です。

ポイント:

  • 自炊:月1.5〜2万円台
  • 外食多め:月3〜4万円超えも

3. 光熱費(月8,000円〜1.2万円)

電気・ガス・水道の3つで、季節によって大きく変動します。
夏や冬は冷暖房の使用で増える傾向にあり、月1万円を超えることも。

おおよその目安:

  • 電気代:3,000〜5,000円
  • ガス代:3,000〜5,000円(プロパンだともっと高い)
  • 水道代:2,000円前後(2ヶ月ごと請求が多い)

4. 通信費(月5,000円〜1万円)

スマホと自宅Wi-Fiを合わせると、月5,000〜1万円ほどになります。

  • 格安SIM:2,000〜3,000円程度で節約可能
  • 大手キャリア+Wi-Fi:合計で8,000〜1万円超える場合も

5. 日用品・雑費(月3,000〜5,000円)

トイレットペーパー、洗剤、シャンプーなどの生活必需品。
まとめ買いや安売りを活用すれば、月3,000円以内に収まることもあります。

ただし、最初の引っ越し月は買いそろえで1万円近くかかることもあるので注意。

6. 交際費・趣味・娯楽費(月1万円〜)

遊びに行ったり、推し活したり、ちょっといいランチをしたり。
使い方は人それぞれですが、月に1〜2万円程度を予算に入れておくと安心です。

支出が増えがちな月(飲み会、イベント、セール時など)もあるため、変動費として管理しておくと◎。

月々の費用シミュレーション(例)

項目月額の目安
家賃60,000円
食費25,000円
光熱費10,000円
通信費8,000円
日用品・雑費4,000円
交際費・娯楽費12,000円
合計119,000円

→ 手取り月収が18〜20万円程度あれば、無理なく生活できる範囲です。

まとめ:自分の収入から逆算して考えよう

一人暮らしの費用は、最低でも月10万〜12万円前後は見ておく必要があります。
「家賃は手取りの3割まで」「食費・光熱費は固定費化」「変動費は上限を設ける」など、自分の収入に合わせて調整することが大切です。

無理のない予算を立てておけば、一人暮らしも安心してスタートできますよ。

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