一人暮らしを始めると、家賃や食費と並んで気になるのが「光熱費」。
毎月どれくらいかかるのか、夏と冬でどれくらい変わるのか、見当がつかないという人も多いはずです。
この記事では、一人暮らしの光熱費の平均額と季節による変動、そして上手に抑えるコツをわかりやすく解説します。
一人暮らしの光熱費、月額の平均は?
全国的な平均では、月7,000円〜1万2,000円前後におさまる人が多いです。
季節や地域、建物の構造・設備によって変動します。
項目 | 月額の目安 | コメント |
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電気代 | 3,000〜6,000円 | エアコンの使用量で大きく変動 |
ガス代 | 2,000〜5,000円 | プロパンガスだと高くなりやすい |
水道代 | 2,000〜3,000円 | 地域や請求方法(定額/従量)で変動 |
合計 | 7,000〜14,000円 | 夏と冬で2倍近く差が出ることもある |
季節ごとの光熱費の目安
春・秋(4月〜5月、10月〜11月)
冷暖房をほとんど使わない時期。
→ 月7,000円前後に抑えやすい
夏(6月〜9月)
エアコンの使用が増えるため電気代が上昇。
→ 月9,000〜1.2万円程度が目安
冬(12月〜2月)
暖房器具+給湯使用の頻度が高く、ガス代が増える。
→ 月1.1万〜1.4万円程度になるケースも
光熱費を抑えるコツ
- 電気代節約の工夫
・LED照明を使う
・冷蔵庫は壁から少し離して設置
・エアコンはフィルターを定期的に掃除 - ガス代節約の工夫
・シャワー時間を短くする
・追い焚きはできるだけ使わない
・都市ガス物件を選ぶと月1,000〜2,000円安くなることも - 水道代節約の工夫
・お風呂はシャワーで済ませる
・洗濯物はまとめて洗う
・節水シャワーヘッドや節水コマを活用する - 季節対策
・夏は扇風機と併用して冷房設定温度を高めに
・冬はカーテンや断熱シートで保温性アップ
・電気毛布や湯たんぽも意外と効果的
まとめ
一人暮らしの光熱費は、平均で月7,000円〜1万2,000円程度が目安。
ただし、夏や冬には冷暖房で大きく増えるため、月ごとの支出に波が出やすいのが特徴です。
家電や生活習慣のちょっとした工夫で、年間数万円単位の節約も可能です。
自分の暮らしに合った節約ポイントを見つけて、快適かつムダのない生活を目指しましょう。
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