引越し直前、業者に「洗濯機の水抜きは済んでいますか?」と聞かれて焦った経験がある人も多いはず。
実は、水抜きをしていないと引越し中に水が漏れたり、故障の原因になることもあります。
この記事では、洗濯機の水抜きがなぜ必要なのか、誰でもできる簡単な手順をわかりやすく紹介します。
なぜ洗濯機の水抜きが必要なの?
洗濯機の内部には、見えない場所にも水が残っています。
この水を抜かないまま引越しで揺らすと、次のようなトラブルが起こる可能性があります。
- 水漏れでダンボールや家財が濡れてしまう
- 振動で内部に残った水が部品を傷める
- 配管やホースの中でカビや悪臭が発生する
特に冬場は凍結で故障のリスクもあるため、水抜きはしっかり行っておきましょう。
洗濯機の水抜きはいつやる?
- 引越しの前日〜当日の朝がベストタイミング
- あまり早くやると再び湿気がたまりやすくなるため注意
- 夜間作業になる場合は、前日に水抜き+電源コードの整理まで済ませておくと安心
洗濯機の水抜き手順(縦型の場合)
縦型の洗濯機で水抜きをする際には以下の手順を参考にしてください。
① 電源を切る
感電や誤作動を防ぐため、必ずコンセントを抜いてから作業します。
② 給水ホースを外す
ホースの元栓を閉めてからゆっくり外す
バケツやタオルを準備しておくと床が濡れず安心
③ 排水ホースから水を抜く
洗濯機を傾けて、排水ホース内の水を流し切る
床に新聞紙やタオルを敷いておくと◎
④ 脱水運転を1分ほど行う
残っている水をしっかり排出するため、空の状態で脱水モードを短時間回す
⑤ ホース・電源コードをまとめておく
移動中に破損しないよう、ビニール袋やガムテープでまとめておく
ドラム式洗濯機の場合の注意点
ドラム式の場合は以下のような注意点があります。
- 機種によっては排水弁や排水フィルターの掃除も必要なことがあります
- 必ず取扱説明書を確認して、機種ごとの水抜き方法に従うようにしましょう
- 重量が重く構造も複雑なため、引越し業者に事前相談しておくと安心です
まとめ
洗濯機の水抜きは、引越し前に必ずやっておくべき重要な作業です。
ほんの数分の作業で、機械の故障や水漏れトラブルを防ぐことができます。
引越し当日までに余裕をもって準備し、安心して新生活を迎えられるようにしておきましょう。
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